まぁたいしたバグではないものの、これまでに漏れてきたパターンだろう。
・1枚程度の印刷中に用紙切れエラーがでる。
・このとき、用紙をセットする前にメニューでOKを押す。
・給紙がはじまるが紙がないでリトライ処理に入る。
・この途中で用紙をようやくセットする。
・何事もなく再開されるように見える。
ここで不具合がでる。
何も印刷せずにひたすら紙送りを繰り返す。
しかも指定枚数で止まらず、紙のあるかぎり繰り返す。
復旧は強制シャットダウンしかない。
強制シャットダウンすると自己診断が走って数分以上印刷できなくなるので、急いでいるときには注意が必要だ。でも急いでいるときに限ってこのようなケースになることだろう。
こういう報告をサポートに連絡すると受け付けるだけで終わらせてしまう企業が多い。
開発が終わった製品は予算がないので修正したがらないか、それ以前に上のように未解決なのにサポートでただの報告としてクローズしてしまい開発側に連絡がいかないようなケースだ。
サポートは大概の場合、自社社員は管理側しかおらず、アウトソーシングされていることが多い。なので、サポート担当は受付数とクローズまでの時間が成果となるため、とかくクローズしたがる。
クローズ後の問い合わせはしれっと新しい問い合わせ受付にすることで受付数が稼げるというものなのだろう。
もうひとつ、彼らは自分の仕事をさも大変そうに見せる。謝ってばかりでストレスを感じるのはしかたがない。それ以上に大した仕事でもないのにトイレも行く暇がないとかいう。
実際見ていると結構そうでもない。
報告書を見ても、さも顧客がひどい仕打ちなような記述になっているが、そもそも顧客と担当者の間で会話はほとんどなく日々業務をおこなうだけなのだ。
どうせやらなければならないなら前向きにやれば?との問いには耳を貸さない。やめたいとかこの職場はおかしいとか言いたい放題。
じゃ、その意見を尊重してやめる方向で今年度で終わりにするように仕向けると、「やっぱり頑張ることにしました」
何を言っている。もう顧客とは業務契約を打ち切る方向で合意してしまったのだぞ。
「すみません。でも引き続きこの仕事をやりたいです」
自分をよく見せたい、評価を上げさせたいのが見え見えだったのがばれる。
で、しょうがないのでなんとか契約の継続をお願いする。
でも、当然職場は引っ掻き回された雰囲気が醸し出され、そいつはいたたまれなくなりやっぱり退職してしまう。
脱線が長くなってきたのでやめよ。